仏領ポリネシアは、年間を通じて素晴らしい気候に恵まれています。豊かな実りにあふれた、いわば「エデンの園」。陽光がさんさんと降り注ぐ農園では、遠き南洋の地を思い起こさせる刺激的な名前が付いた様々な果物、スパイス、野菜が育てられています。この恵みは、栄養豊かで健康に良いだけでなく香りと味も良いため、消費者から高い評価を受けています。
島の料理では、パンノキ(ウル)やココナツ、フェイという絶品のオレンジプランテンバナナをはじめとする何十種類にものぼるバナナ、それにタロ、タルア、ウフィ、ウマラなどの様々な根菜が、食材として使われています。タヒチの島々の食事に欠かせないデザートは、パパイヤ、マンゴー、パイナップル、スイカ、グレープフルーツ、ライム、それにバニラのさやなどで作られます。
ラグーンや外海でとれた様々な魚、例えばスズキ、マヒマヒ(シイラ)、ブダイなども、典型的なポリネシア料理のメニューに並びます。魚は生で食されることが多く、ライムジュースやココナツミルクで和えたタヒチ風のマリネ料理などが有名です。
こうした熱帯特有の食材は、いずれもポリネシア伝統のかまどであるアヒマアで調理されます。アヒマアでは、果物、野菜、子豚から、チキンファファ(ファファは地元タロイモの葉)、ポエ(タヒチのフルーツデザート)まで、様々なものを調理します。いずれも新鮮なココナツオイルをかけて、クリーミーな味わいに仕上げられます。観光ツアーの中には、ビーチやモツ(小島)を散策し、島ならではの味を楽しむことをメインとしたものもあります。そうしたツアーでは、美味しいウメ、ラグーンに生息するロングノーズエンペラーフィッシュ、カワカマスなど、とれたばかりの新鮮な魚を味わうことができます。
材料
マグロの赤身を小さく切って、海水または塩水に5分間浸します。サラダボウルに、角切りにしたトマトとキュウリ、薄くスライスしたタマネギ、刻んだネギ、みじん切りにしたパセリを入れます。レモンジュース、食塩、コショウを加え、数分間浸します。マグロの水を切ってボウルに加え、他の食材とよく混ぜます。料理を出す直前にココナツミルクを加えます。
すぐに料理を出します。
材料
ファファの葉を沸騰させた塩水で1時間ゆでます。十分に水を切ります。鶏の胸肉を細切れにします。タマネギと生姜の皮をむいて薄くスライスします。鶏肉を加えて10分間、油で炒めます。ファファとライムジュースを加えます。よく混ぜて1時間煮込みます。料理を出す前にココナツミルクを加えます。
材料
バナナの皮をむき、少量の水で茹でます。やわらかくなったら水を切り、ピューレにします。ボウル2杯のバナナにボウル1杯のスターチと50gの砂糖を混ぜ合わせます。この混ぜ合わせた食材を、薄く油をひいたバナナの葉の上に置きます。オーブンを中火にして30~40分間焼きます。料理を出す直前にココナツミルクを加えます。
ガイド付きのグルメツアーで、タヒチ島の本物の味をご堪能ください。
息を呑むような美しい風景に囲まれ、活気ある地元の文化に浸りながら、タヒチの伝統料理、フランス料理、中華が融合した多彩な食事を体験してください。
ルロット(屋台)、フードスタンド、ビーチサイドのカフェなどの隠れた名店を巡り、美味しいお料理やスイーツに舌鼓し、お料理に合うドリンクを楽しみながら、のんびりとした雰囲気と、この島の魅力を満喫してください。
様々なレストランで、タヒチの伝統的な食事を楽しんでみましょう。