宝飾品、手工芸品、サロン、モノイオイル、グルメ食材など、タヒチの島々で買える土産物は数え切れないほどあります。そこで、とっておきのアドバイスを。旅支度の際には、掘り出し物を入れるスペースを十分に空けておきましょう。後悔することは決してありません。
タヒチ島など観光客がよく訪れる主な島にはアートギャラリーがあり、島々で作られた手工芸品、彫刻、絵画や骨董品などが、ポリネシアの代表的な土産物とともに販売されています。パペーテの市場は、旅の終わりに買い物をする場所として最適です。ここではパレオ、かご、美術品など様々な土産物を買うことができます。パペーテの中心部にある2階建てのバイマ・ショッピング・センターには小売店やギャラリーが集まり、様々な土産物が販売されています。
ホテル内のお店でも、タヒチの島々で作られた土産物が豊富に揃っています。地元の食料品や化粧品は、スーパーマーケットや小売店で手に入ります。化粧品をお求めの場合はドラッグストアでも買えます。手工芸品については、滞在中に制作元の工房や工芸家から直接買うこともできます。
ツアモツ諸島やガンビエ諸島で生産されているタヒチの真珠は、観光客の皆様にぜひとも手にとっていただきたい土産物です。真珠は単体でも、またペンダント、イヤリング、ブレスレット、指輪などの装飾品としてもお買い求めいただけます。価格は様々で、品質、光沢、サイズ、形など、いくつかの基準により決められています。タヒチ産の真珠は厳格な管理の下で品質が保証されています。ご購入の販売店から鑑定書をお受け取ることができます。ポリネシアのクリエイターやデザイナーたちは、真珠に真珠母やその他の天然素材(木、骨、革、布など)を組み合わせ、オリジナル作品の制作にしのぎを削っています。
タヒチ産のバニラは多くのシェフに世界最高と認められ、その味と香りが高く評価されています。バニラはビーンズ、パウダー、エキスなどの形で販売されており、ポリネシアの島々の中では、特にタハア島が優良なバニラ農園と高品質のビーンズでよく知られています。
マンゴー、パイナップル、パパイヤのピクルス、フォンダンやフルーツパスティル、香りのよい南洋の花から採れたハチミツ、バニラ、ココナツ、ティアレの花を使った格別のフレーバーティーなど、ポリネシアのグルメ食材はこの地の様々なレシピの素材として使われています。帰国されたらぜひご賞味ください。タヒチの島々の各地にあるスーパーマーケットやセルフサービス店などでお買い求めいただけます。
その名が古代タヒチ語の「mōno’i(マアノイ)」に由来するモノイは、精製したココナツオイルにティアレ・タヒチの花を漬け込んで作られ、様々な商品として販売されています。手作りのモノイは島々のママ(おばちゃん)たちによって作られ、沿道や即売会などで直販されるほか、パペーテの市場でも販売されています。商用生産のモノイは数多くある地元の製造所で作られ、ビャクダン、イランイラン、ジャスミンなどで香りをつけたうえで、化粧品としてスーパーマーケットやドラッグストアなどで販売されています(香油、クリーム、ボディローション、シャンプー、石けんなど)。また、オイルの効能を高めるため、治癒効果があるナッツを圧搾して採取するタマヌオイルや、抗炎症・抗感染効果を持つ古くからの治療薬であるノニなど、地元の産品や天然素材を加えたものもあります。
タヒチ・モノイ・ロードは、化粧品、クリーム、ローションなどに使用される有名な美容スキンオイルであるモノイオイルを、世界中に広める発信源となっています。タヒチ島を一周する周回道路沿いには、一連の関連施設や工場などが集中的に整備されており、観光客はモノイオイル産業の多様な側面に触れることができます。植物工房、ココナツ園、ティアレ・タヒチの花の農園、昔ながらの生産者と新しい生産者、モノイオイルによるトリートメントを専門にするスパなど、22か所の見学ポイントの中から自由に訪問先をお選びください。詳しい情報やマップについては、ご利用の旅行代理店、またはご宿泊先のリゾートやクルーズ船などで手に入れることができます。
マルケサス諸島の人びとは、骨、木、石など、どんな素材も自由に使って、大小様々な彫刻を目的に合わせて仕上げられる彫刻の達人であり、ティキの彫刻や彫像、櫂、こん棒、パズルのような装飾的な彫刻でも、ウメテ(皿やボウル)、ペヌ(すりこぎ)、アナ(ココナツ用のおろし器)などの実用的な彫刻でも彫り出せます。オーストラル諸島のおばちゃんたちは織物や刺繍の技術に優れており、バッグ、かご、帽子、マットや様々な装飾品もお手のものです。ツアモツ諸島の人びとは、貝殻や真珠母を材料に、ネックレス、花びん、ランプシェード、様々なミニチュアなど、あらゆる物を作り出す達人です。
こうした作品は、パペーテのアートギャラリーに行けば常設展示や特別展で見ることができます。
その名がタヒチ語の「pāreu(パレウ)」に由来するパレオは、一般的に、花柄を染色やプリントした布のことです。多くの場合、天日で乾かしたもので、タヒチではどの家庭にもあります。パレオは男女を問わず、あらゆる場面で着用されます。自宅でもビーチでも、パーティーでも、伝統的な儀式や文化行事の際にもです。パレオは何通りかの方法で結ぶことができ、その役割は衣服にとどまりません。地元のアーティストたちは、様々な色、柄、技法を駆使して独創性を競い合っています。ポリネシアのデザイナーたちは、パレオの柄を基にして独自の既製服をデザインしたり、バッグ、ベルト、靴などの服飾品を生み出したりしています。
心に残る旅の記念に、消えることのないお土産はいかがですか?ポリネシアンタトゥーのアーティストたちは、その芸術性と独創性で知られています。タトゥーを入れる場合の衛生管理については、すべての島で厳格な基準が守られています。
ハガキ、ポスター、美しい写真集、カレンダー、キーホルダー、その他小さなものについては、土産物店や文具店などで見つかります。郵便切手や切手に関連した商品は、郵便局やマヒナ郵趣センターで販売されています。また、オンラインでも買うことができます。www.tahitiphilatelie.pf
タヒチのお土産、ローカル向けの食料品、化粧品などは島々の様々な場所で見つけることができます。ホテルのショップでも多くのお土産を販売しており、マルシェでは低価格でタヒチのお土産にピッタリな品々を購入できます。特に、パペーテのマルシェは必見です。