タヒチでのサーフィン
タヒチには世界最高のヘビーウェーブで知られる有名なTeahupoo(チョープー)のリーフブレイクをはじめ、観光客も地元の人もパーフェクトな波を楽しめるサーフスポットがたくさんあります。
ロサンゼルスやサンフランシスコから直行便で約8時間、南太平洋に浮かぶタヒチは、フランス領ポリネシア最大の島です。タヒチヌイと呼ばれる大きな島とタヒチイティと呼ばれる小さな島の2つの島から成ります。この島は、スタンドアップパドルボード、カヌー、カヤック、ボディボードなど、あらゆるウォータースポーツのパラダイスですが、ここでするサーフィンはどこにも引けを取りません。特にヘビーウェーブが好きな人にはたまりません。
タヒチの島々でのサーフィン
タヒチでのサーフィンのベストシーズンは、乾季の5月から8月までです。南部や南西部の海岸沿いのサーフブレイクはリーフブレイクで、ハワイと同じような大きなホローウェーブが来ます。また、10月から3月にかけても人気のありシーズンで、北からのうねりが入り、夏に多いホローウェーブよりも大きくなく、壁のような波なので、経験の浅いサーファーに適しています。年間を通してパワフルな波に乗ることができ、バレルもたくさんあります。水温は年間を通して80度前後です。
タヒチの島々での最高のサーフスポット
プロにとってはチョープーが最高のスポットであることは間違いないのですが、タヒチ島と隣のモーレア島では至る所にサーフィンに適するビーチがあります。ビーチブレイクなら、タヒチ島の北部に滞在してパペノーの黒砂のビーチで楽しめます。中でも、オロファラは地元民や観光客のサーファーに最も人気があり、波の高さは2~3フィートです。もう少し激しい波が欲しいなら、4~6フィートの波が打ち寄せるパパラがおすすめです。パエアのパス・ド・マラア(Passe de Mara’a)も素晴らしいスポットで、波は速く、ホローで、シャロ―で、高さは4~7フィートです。
タヒチからフェリーで近くのモーレア島へ短時間で行けます。モーレア島にも、さらに素晴らしいサーフィンの適地があります。ハーピティビーチでは、頭くらいの高さの穏やかな波が押し寄せます。海水は透明度が高く、コーラル・ブレイクが見られます。ボートを借りても、町から40分ほどのパドリングでも行けます。
モーレア島の反対側には、地元の人が憧れるバレルに最適なスポット、テマエがあります。モーレア島のインターコンチネンタル・モーレア・リゾート&スパの近くには、北海岸のリーフの狭い切れ目となっているハウルという小さなスポットがあります。ここは潮流が強く、近くの小島でサメを探すこともできます。
タヒチとモーレアのサーフスポットと波の高さ
- タヒチのパペノー 2-3フィート
- タヒチのタアプナ 2-4フィート
- タヒチのパララ 4-7フィート
- タヒチのパペアリ 4-7フィート
- タヒチのパス・ド・マラア 4-7フィート
- タヒチのチョープー 6-9フィート
- モーレアのハウル 1-2フィート
- モーレアのテマエ 3-5フィート
- モーレアのアアピティ 3-4フィート
- モーレアのマハレパ 2-3フィート
タヒチの主なサーフィン大会とサーフィンフェスティバル
毎年8月、タヒチイティで、ケリー・スレーターなど有名サーファーの間で人気の高いワールドサーフリーグ主催のサーフイベント、タヒチ・プロ・チョープーが開催されます。タヒチ島の南東に位置するチョープーは、うねりが強く、珊瑚礁が発達しているため、プロのサーファーが世界中から集まり、腕を競い合います。これまでで最もヘビーな波で知られるチョープーは、「チョープス」とも呼ばれ、多くのプロサーファーにとって究極のサーフスポットとなっています。延々と続くバレルで知られ、波はヘビーだがシャロ―で、経験豊富なサーファー以外には危険とされています。
タヒチには豊かなウォータースポーツ文化があり、すべての島々でスポーツイベントが開催されています。
さあサーフトリップのプランを立てましょう。タヒチ島には、4つ星リゾートやタヒチアンゲストハウス(有名なチョープーのバニラロッジなど)など、サーフィンスポットに近い宿泊施設がたくさんあります。
サーフィン初心者向けのサーフィン教室も充実しています。Mo’o Surf Schoolでは、経験豊富な有資格のインストラクターが1~2時間の個人向けクラスを開催しています。首都パペーテの近くにあるアロハ・サーフスクールやピュナオイアの近くにあるタイエ・ファアヘエ・サーフスクールをチェックしてみてください。用具を提供してくれる学校も多くあり、サーフショップでのレンタルも可能です。また、テバサーフボード・タヒチでは、タヒチ産のカスタムメイドのサーフボードを購入できます。